もちろん違反をした覚えなどはない。
ミラーにパタパタが見えて からというもの、止まらなくていい所でも妙に 確認なんぞしてみたりした。
後ろめたさはないので 左に寄せて車を止める。
窓をニューッと開ける。
「何?違反? 」「いえいえ、免許証見せていただけますか? 」違反ではないようだ、とすると?
まあ、何も悪いことはしていないし何を持っているというわけでもないので素直に免許証を見せる。
僕の免許証書き写している警察官の 後で相方のような警察官がニョッキリ(以下ニョッキリス) 立っていたので聞いてみた。
「 長くなるんですかね? 」するとそのニョッキリスが「いえいえ、免許証確認したらそれで大丈夫です。 」
そう答えたイントネーションが関西風だったので
「京都からの応援? 」と聞いた、
そのとたん、免許証書き写しているポリス(以下 かきポリ) の顔色が露骨に変わった。
そしてかきポリがパトカーに戻る、そしてニョッキリスを呼び出し僕は放置されることになる。
するとニョッキリスが小走りで戻ってきて「 車の中を見せてもらっていいですか?」
急転直下だ、免許証を見せるだけのはずが中を見せろとのこと。
どうやら僕は、いらんことを言ってしまったようだ。
その手の質問はもしかすると情報収集しようとしているように見えたのかもしれない。
その些細な事で、びんかんポリスは僕を多少 勘ぐったようだ。
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